dimanche 4 avril 2010

パリのアール・ヌヴォー:その6

ブログお引っ越し(こちらへね)前から続けている、パリのアールヌヴォー時代の建築家「エクトール・ギマール」作品巡りの続き。

こちらは「Tremois トゥレモワ」と呼ばれる現在アパルトマンとして使われている建物です。
住所は、11 rue François Milet パリ16区。

前回掲載のHotel Mezzaraのあるフォンテーヌ通りrue la Fontaineを番号の若い側へ歩いてすぐの信号がある十字路を右折しすぐ右手になります。
前に見たお家から徒歩3分足らず。

年代を無視して近い順に訪れているので時間経過がぴんと来ないかもしれませんが、こちらの方が先に建てられています。

1909年築。

こうして見ると、そうと知らずに通りかかったら、メトロの入り口をデザインした人物によるものとは即座に思いつく人はかなり少ないんじゃなかろうかという、パリ市内、殊にこの辺りにはありがちなお家。

しかしよく見てみると、窓の格子は単純に四角いガラスの組み合わせでなく、控えめながらも時代背景を感じなくもない。


あまり大きくない道なので、遠景をとらえるのが難しいのが難。


こちらも署名はきれいに残っています。


まさか修復後じゃあるまいか? という気もしなくもないけど。
否、外装は確実に修復されているに違いない。
大々的にはなされていなかったとしても、石磨きはされている筈。
さもなくばパリの家のこと、かなり黒くなっていることでしょう。


背丈の低い家ばかりだったトゥールに比べて、パリのお家って高さがあるから嬉しい、と、見上げてエキサイトする私。
ほら、ナントカと煙は高いところが好きって言うでショ・・・

お隣は、ちょっと前の田舎の駅舎のような建物。

今は何なんでしょうね、見てくるのを忘れました。


さて、わき道に引っ込んで寄り道しましたが、フォンテーヌ通りに戻って、更に番号が若い側へ歩くと、まだいくつかギマール作品が見られるので、散策は続きます。

続きは次回に。

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